【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑮～基本編：打てる店の探し方～

ポトフです。

前回は”αの稼働方法“を書きました。
今回は”打てる店の探し方“を説明していきます。

方法は2通りです。

①現地に直接足を運び、稼働状況・釘をこまめにみる。
②サイトセブン等を利用して、日々のデータを見る。

となります。

①現地に直接足を運び、稼働状況・釘をこまめにみる。
パチンコ専業の人であれば稼働終わりに、会社員など副業の人は会社終わりに。

ライバルがいるか？（プロ・セミプロ）
釘の変化はあるか？（通常時とイベント時の違いなど）

など、現場でしか分からない事があります。
こればかりはこまめに足を運んで、日々情報を積み重ねていくしかないです。

②サイトセブンを利用して、日々のデータを見る。
現場にこまめに足を運べれたらベストですが、複数の店舗が気になる。

本業などで時間をなかなか割くことが出来ないなど、なかなか直接見に行く事が出来ない人も多いと思います。

パチンコ専業でやっていても、遠い店などはなかなか見に行く事が出来なかったりします。

それを補う為に、サイトセブン等を活用する事をお勧めします。

サイトセブンのデータ公開等を見るためには有料会員の登録が必要です。

-サイトセブン料金体系-

○基本コース
データロボサイトセブンの情報を見る事が可能です。

PC版：月額540円(税込み)
スマートフォン版：月額324円(税込み)
モバイル版：月額324円(税込み)

○お得バック
データロボサイトセブン＋パチ・スロサイトセブンTVの両方見る事が可能です。

全て共通：月額1080円(税込み)

現在ではPCから見るより、スマートフォン・ガラケーから見る事のほうが多いと思いますので、 月額324円が必要となります。

パチ・スロサイトセブンTVも見たい方はお得パックの月額1080円に登録しても良いと思いますが、 データだけ情報取得出来たら良いので、お得パックは必要ないと思います。

動画も見たいという方であれば、良いとは思いますが・・・。

僕はスマートフォン版：月額324円に登録しています。
年間にすると324円×12ヶ月＝3888円必要となりますが、それ以上の価値として情報取得出来るので、有料登録はお勧めします。

具体的にサイトセブンから、羽根物のどのような情報取得をしていくか解説します。

知りたい事は期待値プラスになる台が存在するかどうか？

まず、サイトセブンの情報欄を見ていきましょう。

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大当たり一覧
出玉推移一覧
出玉推移グラフ
大当たり履歴データ
出玉詳細
大当たり回数グラフ
総スタート回数
大当たり回数
大当たり確率
レンジ
機種情報
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お店によって、公開しているデータが無い場合もありますが、概ね上記の順番で情報公開されています。

これの情報を一つ一つ見ていくと、もの凄く時間がかかってしまいますが、見るべき情報は6つです。

出玉推移グラフ
大当たり履歴データ
総スタート回数
大当たり回数
大当たり確率
レンジ

この6つですね。

一つ一つ解説していきます。

○出玉推移グラフ
これは台の差玉をグラフにした情報です。

このグラフの場合、最終的に差玉が＋5000玉弱という見方ですね。

○大当たり履歴データ
これは店によりますが、大当たり出玉数を公開している店があります。

このように当たりに対して、毎回大当たり出玉がわかります。

これによって、打っている人のレベル、寄り釘のある程度の調整が把握出来ます。

○総スタート回数

これは鳴きの回数ですね。
この鳴きの回数だけでも、結構わかる事があります。

まず、鳴きの総数によってどれぐらい稼働があったかどうかわかります。
羽根物で1600～1800回ぐらいの回数になっていたら、ほぼ終日稼働されていた事がわかります。
※しんちゃんにおまかせなどは2000回を超えます。

これで、「この台終日稼働がある。プロ（上手い人）が打ち切った可能性があるな・・・」など推測します。

後は時間帯で鳴きの回数を見る。

デジパチでもそうですが、千円あたりの鳴き回数が多い台のほうが、当然ながら1時間あたりの鳴き回数は多くなります。

例えば、データ更新時間　11:10

9j時開始から2時間経過して、総スタート回数が330とかになっていたら・・・
「大当たり回数も結構あって、1時間あたり150回以上のペースで鳴いている。これは鳴きの調整が良さそうだな」

という事が推測出来ます。

例えば、トキオデラックスであれば

1時間あたり
千円あたりの鳴きが10回～13回ぐらいなら、1時間あたり130回
千円あたりの鳴きが16回～18回ぐらいなら、1時間あたり150回

など、各台によってある程度目安があります。

○大当たり回数
これは大当たり回数の累計です。

これも1時間あたりの大当たり回数を意識してみたらよいです。

機種によっても違いはありますが、期待値がプラスになる台は、1時間あたり5回は大当たり回数があります。

1時間あたり6回クラスになると、優秀な台の可能性が高くなってきます。
1時間あたり7回クラスは滅多にありませんが、7回クラスだとお宝台レベルの可能性が高いです。

短い時間ではラウンドが3Rに偏りすぎて、1時間あたりの大当たり回数が多く見える場合もあります。

しかし、半日ぐらいの稼働があれば、時間あたりの大当たり回数で、ある程度の予測はたちます。

○大当たり確率
これは鳴きに対する大当たり確率です。
スタート回数100回で大当たり4回であれば、4/100=1/25となります。

一般的に言われているV入賞確率ですね。

※この羽根物講座同様に、鳴きに対するV入賞率

ただ、稀に役物の入賞に対する大当たり確率を示している店もあります。

こういった店の場合、総スタート回数も役物の入賞数がカウントされています。
ほとんどありませんが、たまにあります。

○レンジ
これは最も出玉が減ったところから最も出玉が増えたところの差を表します。

例えば2番の5070という数字を例に見てみましょう。

この時の出玉グラフはこのようになります。

レンジは約3000玉投資（一番出玉が減ったところ）から、途中＋約2000玉ぐらいまで到達(最も出玉が増えたところ)して、最終的に±0ぐらいで終わっています。

この場合、レンジは2000-(-3000)=5000となります。

※グラフから見た感じなので、端数はきりよく表示しています。

なので、レンジの数字は5070となっています。

このレンジ情報は非常に活躍します。

台の情報を見る時に、5台ぐらい設置している店があるとしますね。

こうした場合、出玉推移をみたい場合、1台ずつみないといけません。
それより、このレンジをまずみましょう。

レンジをクリックすると

100番 8800
101番 1500
102番 5020
103番 9010
104番 2010

などように一覧で表示されています。

基本的にこのレンジの数字が大きいほど、差玉がプラスになっている場合が多いです。

4000～5000ぐらいのレンジだったら、

最低出玉-1000

最高出玉4000

最終+2000

この場合、レンジで5000という数字を示し、最終＋2000なのでいまいちな台です。

しかし、10000玉近くレンジがいっている場合は、最終的に差玉が5000玉ぐらいはプラスになっているケースが多いです。

つまり、レンジの数字が大きい（10000付近いっている)ほど、出玉推移も高い結果になっている可能性があります。

以上が各数値の見方です。

それで、実際に優先的にどのようにみていくか？

数値の分析方法

①レンジ

まずはレンジを見ます。

これである程度、数値が高い台があるかどうか？
もしくは全体的に数値が出てているか？

レンジが高い台があれば、十分プラスになる可能性が高いです。
また、全体的に数値が出ていたら、全体的に最低限稼働はある事がわかります。

レンジが全台、500～1000とかであれば、ほとんど稼働が無いという事になりますからね。

②レンジ

次に、レンジが高かった台の出玉推移を見ます。

実際に差玉がある程度プラスになっているか見ます。

③大当たり確率

次に、大当たり確率を見ます。

その台が、差玉がプラスになっていも、運勝ちをしているケースもあります。
大当たり確率が明らかに高くないか？を見ます。

半日ぐらいの稼働で差玉＋5000玉ぐらいの台があったしましょう。
その台の大当たり確率を見る。

これが大当たり確率1/16とか、以上に高い場合、運勝ちしている可能性が高いです。

もちろん、クセ・寄り調整が非常によく、その大当たり確率が実力通りの場合もありますが、異常に高い場合は大概運勝ちしています。

実際に打てる台かどうか、確信に近くなるのは、標準範囲ぐらいの大当たり確率になっている場合。

例えば、トキオデラックスであれば、1/23～1/28ぐらいとかですね。

差玉：＋5000玉
大当たり確率：1/25

とかであれば、この台は実力通り（調整が良い）かなと推測します。

ただ、これはあくまで仮定です。

上記のようなケースであっても、ラウンド振分けが異常によくて差玉が＋になっている場合もあるからです。
例えば、16Rに凄く偏って差玉がプラスになっている場合もあります。

なので仮定です。

基本的に上記に書いたように、

①レンジ
②差玉
③大当たり確率

この3つの要素から、その台（店）が打てる候補となるか判断します。

そして、情報の根拠の度合いを補います。

上記に書いた通り、大当たり回数、スタート回数、大当たり履歴を見る事によって台のレベルの根拠を図ります。
また、ライバル（上手い人）が打っている可能性があるかどうか？を推測します。

僕がサイトセブンで羽根物の打てる店の候補を探すのは、このような流れです。

これを日々の稼働中や空いている時間を利用して、各候補店舗をブックマークに登録して、日々チェックします。
羽根物が盛んだった時は、大体、候補店舗（台）は常に20～30ぐらいは毎日見ていました。

サイトセブンは羽根物だけではなく、デジパチでも色々応用した使い方があるので、有料となりますが非常に便利です。

サイトセブン登録はこちから出来ます。

月額以上の価値は得る事が出来ますので、羽根物を視野にいれる人は登録したほうが圧倒的に有利なのでお勧めです。
(デジパチでも有効な使い方はたくさんあります)

以上が、サイトセブンを活用した店選びのやり方です。

地道な事ですが、結局普段からの小さな積み重ねが大きいと僕は思っています。
地味な作業の積み重ねによって、安定した勝利を手にいれる事が可能だと考えています。

羽根物講座の基本編まとめ

ここまで読んで頂いた内容は、初心者向けの内容となるので、羽根物で勝っている人にとっては、「そんな事知っているよ!!」

って内容も多かったかもしれません。

ただ、やはり基本的な事を振り返って土台を再度固めるのはどんな人にとっても必要です。
中級者、上級者の方にも記事を読んで頂いて、土台固めになったら幸いです。

羽根物に関して初心者の方はいかがだったでしょうか？

羽根物はデジパチ以上に経験が必要なジャンルです。

しかし、経験を積んで腕が上がってきたら、間違いなく毎月安定した結果を出す事が出来ます。
実力がつけば羽根物に関しては、月間でマイナスになる事はほぼ無いと思います。

羽根物は現在では、デジパチに比べると圧倒的に台数は少ないです。

ただ、難しさがあるのでライバルも現代では比較的少ないです。

なので、羽根物の勝てる技術があれば、今後も安定した稼働を残していく事も不可能ではないと思います。

ここまでの基本編は収支をチャラ～時給+1500円ぐらいまで出す為の下地を解説させて頂きました。

基本的な部分をしっかりとやっていけば、羽根物でマイナス収支になる事は無いです。

基本の部分さえ固まってしまえば、今後羽根物で勝っていく為の土台は崩れる事は無いと思います。

以上で羽根物講座の基本編が終了となります。

次回からは応用編をアップしていきたいと思います。

より、羽根物の勝ち方の向上に繋がる内容を書いていきたいと思います。

以上、【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑮～基本編：打てる店の探し方～でした。

｛羽根物講座バックナンバー｝

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座①～基本編～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座②～基本編：羽根物を打たない理由～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座③～基本編：羽根物もデジパチと同じように考える～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座④～基本編：大当たり確率の概念と羽根物のゲーム性～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑤～基本編：羽根物の大当たり確率について～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑥～基本編：V入賞率を把握する方法～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑦～基本編：ポテンシャルの見極め方～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑧～基本編：打って確かめるポイント～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑨～基本編：羽根物を打つ一連の流れと止め時～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑩～基本編：V入賞率が想定とずれる要因～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑪～基本編：現行機種の役物チェックポイント(前半）～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑫～基本編：現行機種の役物チェックポイント(後半）～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑬～基本編：店選びをする為の根拠とパターンについて～

【パチプロ日記】勝てる羽根物講座⑭～基本編：店選びをする為のパターン②～