ポトフです。
現在のパチンコは、電サポ突入率やラウンド振り分けなど、色々な要素が重なり昔より荒れやすくなっています。
それで、不ツキが続くと、期待値と実収支が大きくずれてしまう事があります。
そうした時、「この機種は初当たり確率がメーカー発表と絶対違う!!」
「確率詐称だ!!」
という声とかがインターネット上に溢れています。
たしかに収支がついてこないと、不安になりますね。
それは凄く理解出来ます。
でも、実際にデータを蓄積してみて、冷静に数字を見てみるとどうなのか?
今回はそういった検証の話を書いてみます。
データを蓄積する
僕はデジパチ、アナログ機種問わず、データを細かくとって残すようにしています。
※店名は黒くして見えないようにしています。
試し打ちは別にデータをとっており、当たりを1回でも引いた場合は短時間の実践でもデータに残します。
通常回転数から電サポ数などなど、出来るだけ細かく数値を残しています。
データを累積で検証する
今回、タイヨーエレックのペルソナ4(甘デジver)を例に紹介します。
この機種は、止め打ち効果が非常に高く、今年になっても打つ機会がまずまずあった機種です。
ST機ではなく確変機種なんですが、潜伏搭載で、確変中も出玉無しで電サポ終了しますので、非常に荒れやすい機種です。
甘デジながら10万勝ちもあったり、-9万とかも経験があります。
一時期は欠損もひどく、去年は連日負けという日々も続きました。
「これ初当たり1/100に絶対なってない!連チャンしていない!」
と感じていた機種の一つでした。
ですが、冷静にデータをまとめてみると、どうか?
みてみましょう。
※2016年のみの実践データです。
【累計データ】
〇通常回転数:21093回転
〇電サポ回転数:22856回転
〇初当たり回数:210回
〇総大当たり回数:609回
〇連チャン率:2.9回
〇初当たり確率:1/100.44
〇トータル確率:1/34.63
〇期待値:+404214円
〇収支:+549469円
【理論値との比較】
左側が実践データ、右側が理論値
〇初当たり確率:1/100.44⇔1/100
〇連チャン率:2.90回⇔2.65回
〇トータル確率:1/34.63⇔1/37.69
不ツキが重なった時は、600、700、800ハマリなどが短期間に重なったり、単発が続いたり・・・
そんな事もあり、
「なんだよこの初当たりは!!!!」
って感じる事もありましたが、累計で冷静にデータを見てみると理論値と近似値になっています。
むしろ、このペルソナ4に関しては理論値より連チャン率が高い結果となっています。
まとめ
個人の実践データでは短期間で、近似値に近づく事はなかなかないですが、やはり試行数を重ねていくと理論値に近づいていきます。
パチンコで勝っていく為には期待値を追いかけていく。
この正攻法しか原則ありません。
しかし、人間は感情があります。
収支がついてこない時は、色々疑心暗鬼になります。
「初当たり1/130ぐらいじゃないか?この機種?」
「連ちゃん全然していないわ!!」
などなど感じる事あります。
ですが、数字をしっかりと残してみると、実際はそんな事ない事がわかります。
数字をしっかりと残して、検証すると自分のメンタルコントロールにも繋がります。
面倒くさい作業ではありますが、数値をしっかりと記録して稼働データを残していきましょう。
以上、【パチプロ日記】初当たり確率や連荘率がおかしい!?データを蓄積して検証してみましょう!でした。