ポトフです。
今月、大一より魅力的な機種が登場しました。
CR天下一閃 AC-V4500
いわゆる一発台というジャンルで、玉の動きに魅了されます。
この台、めちゃくちゃ面白いです。
少し実践してきましたので、データと攻略ポイントを紹介したいと思います。
ゲーム性
大一公式HPより引用して紹介させて頂きます。
①役物の飛び込み口を狙う
ぶっこみ釘を狙い、飛び込み口を狙います。
②役物は2段階
上段役物は6つの穴があり、2つが下段役物に通過します。
確率は1/3です。
そして、下段役物へ。
ここで玉がランダムに動き、真ん中のトゲトゲ棒を経由しながら、真ん中のVに入れば大当たり!!
メーカーの発表値は下段役物は1/4の確率です。
つまり、
上段1/3
下段1/4
役物確率は1/12という設定です。
動画~V入賞の瞬間~
当たりの瞬間 pic.twitter.com/dCApGQ5ZC7
— ポトフ (@patinkazunet) 2016年10月8日
真ん中に吸い込まれる瞬間、脳汁やばいですよ(笑)
実践データ&攻略ポイント
結構色々な台を打ってきました。
それで分かった事、この台は羽根物同様に役物確率が台によって全く違います。
導入当初はお店側も把握しずらいとは思いますが、調整が落ち着いてきたら、役物の良し悪しで調整してくると思います。
まず、僕の実践データの総合計です。
【実践データ】
飛び込み480回
下段役物到達164回
V入賞32回
下段役物到達率:1/2.93(メーカー発表1/3)
V入賞率:1/5.13(メーカー発表1/4)
役物確率:1/15(メーカー発表1/12)
見事に役物悪い台ばかり掴んでしまってますね(^_^.)
他の方のデータ、自分のデータの所感から、
【下段役物到達】
ここはそこまで大きく台によってぶれる事はないと思います。
1/2.5~1/3.5ぐらいの幅ではないでしょうか。
【下段V入賞率】
問題はここです。
ここがこの台の一番魅力的な部分ですが、一番の難点でもあります。
台によって大きく幅があります。
僕が知る限り、
1/2~1/6ぐらいの幅が出ています。
僕は良い役物台を掴めていませんが、クセが良い台は1/2近い入賞率があったみたいです。
悪い台は、心が折れるぐらい入らない・・・。
つまり、上段と下段を組み合わせて、役物確率が約1/6~約1/19ぐらいの幅がある感じです。
羽根物同様に役物確率が台によって違います。
なので、メーカー発表値の1/12は一つの目安ぐらいに考えていたほうが良いです。
役物の良し悪きの判断
一番のポイントとなる下段役物。
ここのクセの良し悪しの判断がこの台の肝です。
色々な説が出ていますが、共通して言えるのはネカセが良い台(奥に傾いている)のほうが、V入賞率が高い傾向にある。
という意見が多いです。
下段で玉が反時計回りに周回して、真ん中のトゲトゲ棒に当たり、真ん中のV入賞に向かいます。
この周回する玉が、ネカセが良い台のほうが、大外を回る傾向があるように感じます。
基本的な入賞パターンは、大外を回りながら手前に来た時に減速して、真ん中のトゲトゲ棒に当たり、V入賞します。
これが黄金ルートです。
ネカセが悪い台だと、大外を回らずトゲトゲ棒の回りを周回する事があり、黄金ルートの軌道に向かわない事があります。
後、左のはずれ穴と右はずれ穴がありますが、どちらかに偏ったほうが、役物が良いという意見がありますが、現時点では僕は疑問に思っています。
まだ、傾向が掴ませていません。
今のところ言えるのは、ネカセが良い台のほうがV入賞しやすい。
これは間違いなく言えると思います。
ただ、気を付けてほしい事があります。
ネカセが良い=必ずV入賞率が良い
とは限りません。
ネカセが悪くても、V入賞率が良い台も存在します。
固定概念で「この台はネカセが良いから、V入賞率が絶対良いはずだ!!」
この考え方は危険です。
あくまで傾向です。
例えば、羽根物「トキオデラックス」
この台はネカセが悪い(傾きが無い)ほうが、SPルート通過率が高く、役物確率が良い傾向にあります。
しかし、ネカセが良い(傾きが良い)台でも、SPルート通過率が低いが、ノーマルルートからの入賞率が抜群に良い。
などの台もあります。
あくまで自分なりに観察して、データを蓄積して、傾向を探っていく事が賢明です。
飛び込みムラ
それと、もう一つのポイント。
飛び込みムラについて書きます。
この台の等価ボーダーラインは約0.75です。
つまり、千円に1回入るか入らないかの台です。
よって、飛び込みのムラが非常に出ます。
飛び込み1.0/千円あたりの台でも、5千円で1個入賞という事も珍しくありません。
1000円~2000円試して、1個も入らないなんて事もよくあります。
僕の感覚的には、1万円~2万円打っての数値から終日打ち切りで、0.2~0.4ぐらいは変動します。
例えば、飛び込み1.0/千円あたりの台でも、
1万円打ち込み 0.8
2万円打ち込み 1.2
終日で1.0
このような感じです。
この見極めも非常に難しいです。
上手な人でも、1万円で「全然飛び込まない!!」と言って台を捨ててしまう事もあると思います。
見極め
役物確率の見極め、飛び込みムラの見極め
色々ハードルは高いのですが、自分なりの見極めポイントを作っておく事が良いと思います。
僕の場合、基本的に飛び込み0.7~1.0無ければ厳しいと判断します。
1万~2万使ってこれを切るなら捨てるかな。
ただ、飛び込みが足りなくても、役物の動きがめちゃくちゃ良い!!のであれば、打つかもしれません。
正直、一概に判断ポイントを言う事は難しいです。
自分なりの経験則、お店の傾向、回りの台の挙動
などなど総合的に判断して、自分なりの判断ポイントを探していくしかないかなと思います。
電サポ率と電サポ中の止め打ち
パチンカーズネットでは仕様が不明確だったので、1/12で算出しています。
ですが、実践上電サポ率は0.4付近になっています。
※あくまで僕の実践データ上ですが
【電サポ中の止め打ち】
①スルーが通過したら打ちだし止め
②この時、3玉~4玉が電チューに向かい、電チューに拾われたら、左下のセグが動きます。
③セグが動いて、止まったら1秒ぐらいで1玉打ちます。
その後、1秒ぐらい開けてもう1玉打ちます。
この止めるタイミングは台によって、多少前後するので調整してください。
打ちぱなっしだと結構玉が減りますが、この打ち方なら微減ぐらいになると思います。
大当たり中のオーバー入賞
捻る事によって多少、オーバー入賞は期待出来ます。
大体3個~4個ぐらいの入賞ぐらいかなと思います。
アタッカー横がほぼこぼれが出ないので、捻りこみで2120~2130玉ぐらいはとれるかなと思います。
まとめ
色々な要素から見極めが非常に難しい台ですが、めちゃくちゃ面白いです。
この台を開発した方、素晴らしいです。
今の時代、こういった台はニーズが低いから、流行る事は正直厳しいとは感じますが、少しでもこういった台が増えたら面白いなって思いますね。
1玉の動きに魅了される。
これこそ、パチンコの原点だと思います。
勝ち負けはありますが、導入されたら是非打ってみてほしい台ですね。
以上、【パチプロ日記】実践データ、役物確率のブレ幅、飛び込みムラについて~CR天下一閃 AC-V4500~でした。