ポトフです。
少し前から小当たりRUSH搭載機種が登場しました。
電サポ中に出玉が増えていく仕組みで、斬新な試みだったのですが、いまいちユーザーからの指示を得る事が出来ませんでした。
しかし、OK!!のGANTZより評価が高まってきました。
今まではST機種に小当たりRUSH搭載だったのですが、このGANTZは確変ループ機種に小当たりラッシュが搭載されました。
STでは回数限定となりますが、確変機ははまればはまるほど、出玉が増えていくという点においてユーザーの支持を得たと言われています。
GANTZの場合、16R大当たりで100回でも確変時にはまれば、それだけで3000玉を超えます。
その効果もあってなのか、GANTZは増台傾向にあります。
そんな小当たりRUSHですが、京楽次回作の必殺仕事人Vにも搭載されいます。
今後登場する機種でも小当たりRUSH搭載している機種もあります。
従来の期待値計算ツールでは小当りRUSHを加味した計算はできませんでしたが、少し前に対応できるように変更しましたので、今回は入力方法を解説していきたいと思います。
現時点ではGANTZ・必殺仕事人Vのみ、小当たりRUSHの増減を入力して、計算ツールが使えるようになっています。
来週登場する必殺仕事人Vを使って説明していきたいと思います。
1.計算ツール(シンプルバージョン)の入力方法
設定は下記の数値とします。
※初回通常を引いたら時短100回
※初回確変を引いたら確変+小当たりラッシュ(電サポ次回)
※出玉は15Rのみ(1297玉)
【設定】
機種:ぱちんこ必殺仕事人V -S4のスペック
交換率:27.5玉
回転率:25回/千円あたり
電サポ増減:-0.5回/1回転
(※小当たりRUSHを除外した電サポ増減)
小当たりRUSH増減:+4玉/1回転
電サポ賞球が1個返しなので、若干減る想定。
小当たりRUSHはどれぐらいの増減があるか、はっきりと情報が出てないので、今回は+4玉/1回転という想定。
ただし、あくまで数値は適当な想定値です。
何も入力していない状態で「計算する」ボタンを押した場合、等価ボーダーは20.63回となっています。
①小当たりRUSH増減
+4玉/1回転を入力します。
もし、小数点が出るなら、+〇.〇というように小数点も入力します。
小当たりRUSH増減を入力した状態で「計算する」ボタンを押した場合、等価ボーダーは18.77回となりました。
②電サポ増減(※小当たりRUSHを除外した電サポ増減)
-0.5玉/1回転を入力します。
もし、小数点が出るなら、-〇.〇というように小数点も入力します。
③小当たりRUSH増減
先ほど、同様に+4玉/1回転を入力します。
小当たりRUSHに加えて、電サポ増減(時短増減)も入力した状態で「計算する」ボタンを押した場合、等価ボーダーは19.05回となりました。
等価ボーダーを計算することができました。
続いて、期待収支シミュレーションを実行します。
④交換玉数
27.5を入力します。
30玉なら30、25玉(等価)なら25を入力します。
⑤持ち玉比率
今回は持ち玉時と仮定して、100を入力します。
⑥回転数/1000円
25を入力します。
もし、小数点が出るなら、〇〇.〇というように小数点も入力します。
⑦通常回転数
今回は持ち玉時給として算出してみますので、180(1時間180回回せると仮定して)を入力します。
「計算する」ボタンを押します。
この結果、期待収支は2045.7円となりました。
つまり、この条件であれば持ち玉時給が約2045円というシュミレーション結果となります。
2.計算ツールの入力方法
計算ツール(シンプルバージョン)よりも細かく条件を指定して計算が出来ます。
設定は下記の数値とします。
今回は1日実践したと仮定して、理論値に近い数値を想定して入力してみます。
【設定】
機種:ぱちんこ必殺仕事人V -S4のスペック
交換率:27.5玉
通常回転数:2200回
電サポ回転数(時短):770回
小当たりRUSH回転数:660回
電サポ増減:-385玉(-0.5玉/1回転)
小当たりRUSH増減:+2640玉(+4玉/1回転)
大当たり回数:19回
大当たり出玉:1297玉(15R)
現金投資:10000円
貯玉投資:2500玉
回収出玉:9600玉
①換金率/¥1000
275を入力します。
30玉なら300、25玉(等価)なら250を入力します。
②現金
現金投資の金額です。
今回は10000を入力します。
③貯玉(手数料無)
貯玉分の投資です。
今回は2500を入力します。
④回収出玉
最後に残った玉です。
今回は9600を入力します。
⑤電サポ増減数(※小当たりRUSHを除外した電サポ増減)
電サポ(※小当たりRUSHを除外した電サポ)1回転あたりの増減を入力します。
電サポ770回に対して、-385玉です。
なので、-385/770=-0.5
今回は-0.5を入力します。
⑥小当RUSH増減数
小当RUSH1回転あたりの増減を入力します。
小当RUSH660回に対して、+2640玉です。
なので、2640/660=4
今回は4を入力します。
⑦総小当RUSH回転数
小当たりRUSHの回転数を入力します。
今回は660を入力します。
⑧総回転数
通常回転数、電サポ回転数、小当たりRUSH回転数の合計を入力します。
2200+770+660=3630
今回は3630を入力します。
⑨通常回転数
通常回転数を入力します。
今回は2200を入力します。
⑩大当たり回数
大当たり回数を入力します。
今回は19を入力します。
⑪時間消化
想定する1時間あたりの通常回転の消化を入力します。
これは実践結果からではなく、想定値を入力します。
簡易期待値計算ツールの時同様に、今回は1時間180回回せると仮定します。
よって、180を入力します。
計算結果は下記の通りです。
回転率:19.05
電サポ増減率:-0.5
小当たりRUSH増減率:+4
12時間稼働期待値:+24677円
※持ち玉比率100%
尚、今回の大当たり出玉は表記出玉としましたが、実践においてはこれよりも多くなる場合もあります。
その場合は、従来通り出玉変換を使って、大当たり出玉を修正しましょう。
まとめ
以上が小当たりRUSH搭載機種に対する、計算ツール(シンプルバージョン)と計算ツールの説明となります。
小当たりRUSH搭載だからといっても、特別ややこしくなるわけではありません。
電サポ(※小当たりRUSHを除外した電サポ)と小当たりRUSHをわけて考えて、回転数と増減数をそれぞれ計測すればOKです。
最後に必殺仕事人Vについて。
今回のシュミレーション値では、大当たり出玉の変化はなく、電サポ中(※小当たりRUSHを除外した電サポ中)も減る想定です。
しかし、大当たり出玉・電サポ増減によって、等価ボーダーラインが18付近になる事も十分あり得ると思います。
色々な面で厳しい新基準機ですが、この必殺仕事人はスペック・待望の続編という事を考えて、長期稼働になる可能性も秘めています。
しっかりと数値を把握して、導入に備えていきたいですね!
以上、【パチプロ日記】小当たりRUSH搭載機種の期待値計算ツール入力方法~参考例:CRぱちんこ必殺仕事人V -S4~でした。