ポトフです。
ニューギンのP EXゼウスを実践してきたので、紹介したいと思います。
ハヤブサプロジェクト
本機は「ハヤブサプロジェクト」の第一弾としてリリースさせた台です。
・「短時間で遊びやすい」&「遊技結果の満足」を求めた仕様のパチンコ機で、日工組としてシェアの獲得を目指して行こう
・同プロジェクト機の具体的なゲーム性としては、「2回セットタイプ」で、出玉性能は「中くらいのもの」を想定している
・各メーカーで開発が進められており、適当数が揃ったところで足並みを揃えリリースする事を予定している
という内容で日工組が進めていこうとしているプロジェクトです。
*Twitterでフォローさせて頂いている「楽太郎様」のサイトより抜粋させて頂きました。
*楽太郎様の記事はこちら→「ハヤブサプロジェクト」という格好良い名称の日工組企画は、現在どうなっているのか?
個人的にはこういった台がどんどん開発されるのは嬉しいので、是非とも進めていってほしいと思っています。
ゲーム性&スペック
餃子の王将を打った事ある人ならわかりますが・・・
餃子の王将役物と同じです(^-^;
へそ(IN)入賞
↓
役物内で当たり穴に入賞したら、デジタルが回る
↓
大当り確率1/31.98で大当たり獲得
↓
大当りは4回1セットで消化
大当り出玉は約4700玉
等価ボーダーは1.70
役物確率は1/13.93
役物確率別ヘソベースの等価ボーダーライン
役物確率:1/10→17.0
役物確率:1/11→18.7
役物確率:1/12→20.4
役物確率:1/13→22.1
役物確率:1/13.93→23.7
役物確率:1/15→25.5
役物確率:1/16→27.2
役物確率:1/17→28.9
役物確率:1/18→30.6
役物確率:1/19→32.3
役物確率:1/20→34.0
ゲーム説明
*ニューギンの公式より
ハヤブサプロジェクトの一環だとは思いますが、初心者向けに一から解説している内容になっています。
実践データ&役物考察
役物内の数値
①左ルート:ノーマルルート
②左ルート:授玉皿ルート
③右ルート:授玉皿ルート
④右ルート:チャンスルート手前
の名称で書いていきます。
また、デジタルが回る穴に入賞した回数を「決定回数」と表記します。
【稼働データ】
ヘソ入賞個数:1059回
①左ルート:ノーマルルート到達回数:957回
①左ルート:ノーマルルート決定回数:16回
②左ルート:授玉皿ルート到達回数:64回
②左ルート:授玉皿ルート決定回数:24回
③右ルート:授玉皿ルート到達回数:21回
②左ルート:授玉皿ルート決定回数:11回
④右ルート:チャンスルート手前到達回数:17回
④右ルート:チャンスルート手前決定回数:17回
通常回転数:68回
大当り回数:4回
投資金額:13000円
回収出玉:12962玉
収支:+30163円
稼働時間:4時間
交換数:30玉
【数値分析】
打ち込み玉数:9088玉(36.4k)
1hあたりの打ち込み玉数:2272玉(9.1k)
ヘソ回転率:29.1/1kあたり
デジタル回転率:1.87/1kあたり
1回の大当たり出玉:4700玉
-役物内数値-
右ルート振り分け率:1/27.9(3.59%)
チャンスルート到達に対して手前到達率:1/2.23(44.7%)
左ルート振り分けに対して授玉皿ルート到達率:1/16.5(6.0%)
授玉皿ルート決定率(左右合算):1/2.7(44.1%)
役物確率:1/15.6
役物確率は1/15.6と公表値の1/13.93より悪い結果です。
役物確率を左右するには下記のようなポイントは
・右ルート振り分け率
・チャンスルート到達に対して手前到達率
・左ルート振り分けに対して授玉皿ルート決定率
・ノーマルルートの決定率
を見ていきたいと思います。
まず、右ルート:チャンスルート。
手前に落ちた玉は基本的に100%入賞するので、右ルートへの振り分けが多いほど有利です。
そして、チャンスルートから手前でどれだけ行くか?
傾斜によって変わってきそうです。
後、左右ルートともに授玉皿ルートからの決定率。
今回の実践データでも通常回転68回のうち約半分の35回がこのルートからの入賞です。
この皿は傾斜の影響、個体差から決定率が結構変わってくると思います。
最後にノーマルルートからの決定率。
餃子の王将、悪代官でもそうでしたが、ノーマルルートから入賞しない台は全くしない台とかも存在しました。
逆にノーマルルートからの入賞が強いという台もあるかもしれませんので、ここも注目したいポイントです。
公表値の役物確率は、それ以上辛くなる事も多いです。
最近では豊丸の悪代官がそうでした。
メーカー公表値より辛い役物確率の台が多かった印象です。
今回の役物が必ずしも公表値より辛くなるとは限りませんが、過去の事例から辛くなる可能性は考慮しておいたほうが無難だと思います。
釘&ストローク
ヘソ
寄り
ヘソは若干プラス調整
寄り部分は無調整の印象でした。
前途しましたが、この役物は右ルートへ行ったほうが有利です。
右ルートの振り分けはヘソに連続入賞した場合にいきやすいです。
上記の写真のようにワープからステージへ玉が行くと、ステージからの玉と横からの玉が重なり連続入賞します。
したがって、出来る限りぶっこみを通すようにストロークを微調整する事が大事だと思いました。
演出
デジタル演出はモード選択が可能で、4つのモードから選択出来ます。
自分はシンプルな超神モードにしていました。
玉神モード
初神モード
初震モード
超神モード
まとめ
ハヤブサプロジェクトの第一弾として開発された今回の機種ですが、スペック的には辛いと感じます。
たしかに大当たり消化速度が早く、ある程度ヘソに入賞するような調整はあり、玉の動きを楽しむ事は出来るとは思いますが勝ちにくいです。
結局、お店の調整次第ですが、役物確率が公表値より辛い結果になりそうで、頑張って開けてくれないと打てるチャンスは少ないのかな?と感じます。
ある程度見た目の釘から調整が良い台があれば、また打ってみようと思います。
以上、【パチプロ日記】実践レポ!役物考察!~P EXゼウス~でした。