2016/11/27更新!!リンクを追加しました。
ポトフです。
当サイトに設置している期待値計算ツールがバージョンアップしました。
基準ラウンドを設定する事により、各ラウンドの出玉を修正出来るようになりました。
例を使って説明していきますので、ご覧ください。
目次
●出玉修正に関して(シングルアタッカー)
アタッカーが1つのタイプ(シングルアタッカー)搭載機種は基準ラウンドを設定して、対象ラウンドを選ぶと平均出玉を修正出来ます。
エヴァンゲリヲン9 W(マックスタイプ)を例に用いて説明していきます。
※スマホで閲覧する読者様のほうが多いので、スマホ版で説明します。
各ラウンド出玉と平均玉は
4R:478玉
8R:957玉
15R:1795玉
平均出玉:1271玉
となっていますね。
でも、実際にはこの出玉より少なかったり多かったりしますね。
このような時、基準ラウンドを設定すれば出玉修正が可能です。
8Rが1000玉獲得出来る実践台とします。
エヴァンゲリヲン9 Wはアタッカーが一つだけなので、8Rを基準出玉として各ラウンド毎に同じ割合で修正をかけていきます。
基準ラウンドを8Rとして1000と入力します。
↓
対象ラウンドを全てにチェックします。
↓
出玉修正をクリックします。
そうすると・・・
各ラウンド、平均出玉が修正されました。
ただし、1点だけ注意点があります。
本サイトの計算式の関係上、小数点、割合の関係で計算結果が±1ずれて表記されることがあります。
上記の出玉修正した値は
4R:499
8R:1000
15R:1875
となっています。
4Rが499玉で表記されていますが、8R1000玉を基準するなら、
1000/8*4=500と本来なります。
上記で説明した通り、表記が-1ずれています。
しかしながら、期待値計算する上でこのずれは結果に影響は基本的にありませんので、ご安心ください。
修正前、修正後の出玉を見てみまます。
修正前 | 修正後 | |
4R | 478 | 499 |
8R | 957 | 1000 |
15R | 1795 | 1875 |
平均 | 1271 | 1327 |
平均出玉が56玉アップしています。
トータル確率が86.65なので、等価ボーダーラインは
修正前:86.65/(1271/250)=17.04
修正後:86.65/(1327/250)=16.32
等価ボーダーラインが-0.7となりました。
●出玉修正に関して(ダブルアタッカー)
アタッカーが2つのタイプ(ダブルアタッカー)搭載機種について説明します。
基本的にシングルアタッカー同様の修正方法です。
ぱちんこ仮面ライダーV3 L1(甘デジ)を例に用いて説明していきます。
本機種は上アタッカーと下アタッカーがあります。
各ラウンドは上5R、上15R、下15Rとなっています。
この場合、ラウンドが2つあるラウンドを基準にします。(上5R、上15R)
基準ラウンドを上5Rとして440と入力します。※オーバー入賞で増えた時の実践値
↓
対象ラウンドを上5R、上15Rにチェックします。
↓
出玉修正をクリックします。
それに加えて、下15Rの出玉も修正します。
下アタッカーは上アタッカーよりオーバー入賞が少なく、少し出玉が少ないと仮定します。
それで最後に、手入力で下15R、 1280と入力します。
※上記で平均出玉が601となっていますが、これは下15Rを修正していない時の数値ですが、そのままで大丈夫です。
計算するをクリックします。
すると計算結果の画面に変わります。
上記の計算結果の数値に平均出玉(実践値)があります。
これが実際に計算に使用する値となります。
603.84とありますね。
ちゃんと出玉修正されているか確認しますね。
先ほどの出玉修正+手入力で
上5R:440玉
上15R:1322玉
下15R:1280玉
となりました。
ラウンド比率をかけて計算があっているか確認してみます。
(440×80.7)+(1322*0.041)+(1280*0.152)=355.08+54.202+194.56=603.842
大丈夫ですね。
ダブルアタッカーの場合
基準ラウンドを2つ作って、それぞれ対象ラウンドを作って、出玉修正も考えましたが、
凄くややこしくなってしまいますので、上記のやり方にしました。
●ツールの解説と期待値シュミレーション方法(過去記事より)
期待値計算ツールの解説と期待値シュミレーションの方法を過去に記事にまとめました。
再度、こちらにアップしておきますので、ツール利用される方はご確認ください。
●等価ボーダーラインは実践台によって変化する!!~期待値を把握する為のポイント~
当サイト含めて、各サイトから等価ボーダーラインが掲載されています。
しかし、「等価ボーダーラインは実践台によって変化する!!」という事を理解する事が大事です。
この記事で取り上げた通り、台によって出玉が違うので修正する必要が出てきます。
店舗によってアタッカーの釘調整が違う為だからですね。
そして、出玉が違うという事は等価ボーダーラインは当然変わってきます。
更に、電サポでの出玉の増減も等価ボーダーラインに影響します。
「この出玉と電サポの増えなら、この回転率でもいけるだろう。」という判断になってきます。
つまり、サイト別に掲載されている等価ボーダーラインに関してはあくまで指針となる数値と捉えるべきなんですね。
例えば、
「OOOOは等価ボーダーライン18.0か・・・。
だけど、アタッカーにオーバー入賞しやすそうだから、もう少し等価ボーダーラインは低くなるだろう」
このように打てる?打てないというラインを判断していきます。
●まとめ
実践する台によって出玉関係が違うので案外打てる台があったりするケースもあります。
しっかりと、正確な期待値を把握して打てる台を見つけていきましょう!!
以上、出玉修正可能になりました!!~期待値計算ツール~でした。